最近気になる葬儀の作法最近気になる葬儀の作法最近、お葬式で気になることがあります。 まず一つは「末期の水」。 「末期の水」とはもともと、文字どおり、臨終の際に 水を綿などで含ませて与える儀式です。 ところが今では、臨終の際ではなく亡くなった後に お通夜の席で行います。 したがって、ごく親しい近親者のみが行なう儀式ですが・・・ 最近では、個人とのお別れの儀式として 考えられているようで、近親者でもない方までが 行なうようです。 座っている順番にそれが回ってくると、 しないといけないように思われるようで、 断るのは勇気がいるようです。 もう一つは、出棺の際にお棺に花を入れる儀式です。 これも、以前は身内の方だけが行なっていたように 思われるのですが、それ以外の付き合いのある方が お別れする儀式と思われているようです。 しかしながら、亡くなった方の中には、 苦しい表情の方も当然おられますし、 生前の元気な姿とは似ても似つかない姿に なっている方もあります。 死後の姿を人には見られたくないと言う意見も ありますので、二つの儀式とも故人の近親者以外が行なうのは どうだろうと思うこの頃です。 最終更新日 2008年09月16日 |